アジアカップの予選です。
結果的なスコアは2−1とぎりぎりでしたが、
なんか、こうして格下なんだけれども公式戦で負けちゃあダメ!という適度な緊張感の中、
若手の経験値稼ぎ(笑)ができてよかったと思いました。
しかもきちんと勝ったし。
たまにあるんですよね、
まだティルトウェイト覚えたばっかりなのに無理して経験値稼ぎしようとして、
増殖したグレーターデーモン倒せなくなったりすること(笑)。
今日も気づくと1−1でちょっとおいおいと思いましたが、勝ててよかったです。
ま、ミスもあったんですが、
ミスを恐れて云々と言われるよりも、若者はチャレンジして失敗しても「まだ青いなあ」ってことで大目に見てあげては、と思いました。
試合的には、やっぱりANケンゴがしっかりゲームを組み立ててくれたので、
安心できました。が、チームとしては、やっぱり若さが要所要所で目立ちましたね。
気になったのは、
もっと臨機応変に判断、選択をしてほしいこと。
Aが防がれているならB、Bを防ぎに来るんならAで、みたいな駆け引きが大事ですよね。
囲碁的にいえば「見合い」の考え方。さあ、AとBどちらを守るの?あなたがAなら私はBよっていう態度で。
例えば、
サイドの選手が中に切れ込んでいくシーンが多かったのですが、
それはそれで、たてを切られていたから中に、という臨機応変な態度でいいです。
でも、そこで中が詰まっているシーンが目立ちました。
その時こそ、中に切り込んでいきつつ、そこにDFを引き連れといて、自分が開けたサイドを使って欲しかったです。結構、そのスペースには後ろからしっかり出てきていたり、もしくはFWがサイドに流れたりしてましたから。
最後のところで、行き急いで「中に中に」となってしまった感がありました。特に左サイドは使えそうなシーンが多かったです。
(サイドから素直に突破できたときは良かったのですが。中に切れ込みつつ、やっぱり外、みたいなのが少なかった。)
とはいえ、若手の練習試合的にはまずまずだったかと。
今すぐ、A代表のレギュラーに割って入るアピールができたかどうか、とか、そういう試合ではなかったですが、
長期的に見てよかったと思います。
選考についても、もっと見たい若手もいるのですが。
まあ、それは監督が決めることなので仕方がないですけどね。
今度のオーストラリア戦は現時点での最強でがっちり勝ってほしいですが、
今日みたいな試合もまたあるといいなあ、と思いました。
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