今日はとっても嬉しいことがありました。
今日は、
中学校の生徒会執行部が、今度ある6年生の中学校訪問に先立って、
小学校に来て事前説明会を行ってくれました。
その生徒会執行部の中に、
以前担任した子どもたちも数名いました。
また、
吹奏楽部の演奏を聞かせる、ということで、
うちの小学校出身の吹奏楽部員を2人連れてきていました。
(生徒会担当の先生が、音楽の先生だったということもあるかもしれないな、と思いました。)
これは今年からの新企画で、事前に予定を聞いていた私は、
実は、少し不安というか憂鬱というか、微妙な気持ちでした。
というのも、中学生の雰囲気というか、反応がちょっと気になったからです。
その子たちとは、自分としては充実した2年間を送ったのですが、
卒業前にはちょっとした気まずい出来事もあったりして、
それに、担任時は結構口酸っぱくいろいろ注意したり注文付けたりしていたので、
何となく、彼らとの距離感が測りかねていたというか、
卒業して2年たった今、どう思っているのか心配なところがありました。
そして、
中学校全体の雰囲気もわからないし、
うちの学校の卒業生は少なく他の小学校から来る子のほうが多いので、
それによって流されるうちの子供たちはどう染まっているのだろう、と。
さらに、
卒業した学校やその担任が待つ小学校にきて説明をするというのは、どうなんだろうと。
普通なら懐かしいなあ!って楽しみにしてくれそうですが、、、
私が中学生だったら、もしかすると「照れくさい」「気恥ずかしい」「ちょっと面倒だ…」などと
思うのかもしれないな~と考えたりしました。
それに、自分のイメージは小学生の時の記憶です。
しかし、彼らは中学2年生になり、きっと多感な時期で、
いろいろ考え方なども急速に変わることもあり得ます。
もしも、こちらは親しげに話しかけても、
「うぜぇなあ…」とか「めんどい…」なんてテンションだったらいやだなあ…
などとも思います。
そんな妄想癖のAB型(他のABさん、失礼)の私ですので、
微妙に「中学生くるなあ…」と気になっていました。
で。
結論は冒頭に書いたとおりで、私の妄想は全くの杞憂でした。
執行部全体がとてもいい雰囲気でした。
学校に入ってきたときからニコニコしていて、卒業生も他の小学校出身の子も、
自分にも笑顔でお辞儀をしてくれました。
で、メインの発表も、
ちょっぴり恥ずかしがったり緊張したりしていたところもありましたが、
楽しく中学校の生活や行事などについて説明をしてくれました。
その後、
会場を片付けるあたりに少しだけ話せる時間があったので声をかけましたが、
特に女子の、卒業間際当時のちょっと引き気味(笑)の話しかけにくい雰囲気(反抗期っぽい感じ?)はなく、
まともに、といいますか、好ましい方向に精神的に大人になり、
和やかに話しているのが印象的でした。
今日は、そんな中学生たちを見て、
自分の小学校時代の指導は(2年後の現時点をちらっと見ただけですが)、
最低限成果を出せているんじゃないかな、と言えそうです。
それを感じることができる、自分にとって、貴重な機会でした。
逆にいえば、自分の指導はどうだったか、今までは何とも言えませんでした。
小学校時代は立派でしたが、大事なのは、将来どういう大人になるか、だと思うので。
そういう意味で、今日は自分にとって嬉しい時間でした。
そして、私が来た当時のここの中学校は、ヒドイ!と感じましたが、
それが年々よくなっています。(まず校長先生が代わって、変わりました!)
ここ2~3年はまともな中学校になったと安心していましたが、
今年はさらに上手に指導していただいているなあ、と
卒業生を出す身としては非常にうれしく思います。
そして、教え子が活躍するのは、この仕事をしていて、何よりの励みになりますね。
卒業生のみなさん、ありがとうございました。
元気な姿を見れて、本当に嬉しいです。
なんだか感激して、今日は仕事が手に付きません。
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