授業研究会が終わりました。
いや~いつも思いますが、ちょっとした開放感ですね。
研究授業が近づくにつれ精神的負担がかかってきますから、
その分解放された感も大きいですね。
やっぱり自分にご褒美?(笑)で採れたてホップで乾杯です♪
さて、今日の授業研のことを。
今回は、まず、オーソドックスなものはやめようと思いました。
本などによく載っているように無難にやってもつまらないので。
ただ、同期のしんくんのコメントで
「できる人しかできない授業を見せてもダメではないかい」というのも、
ああ、その通りだな~と思ったので、
迷っていましたが、自分的に英語活動での「技」は封印しました。
…というのも、去年・今年と、
高い鼻付きのお笑いなメガネをつけて「Mr.チリヤ」みたいなキャラでやってたんですよね~(笑)。
一応英語オンリーで進めるんですが、当然自分の語彙力もないので、
時々「ハ~イ、班ゴトニ並ンデクダサ~イ」とか日本語混じりで。
子供達にも大人気で、
「今日はMr.チリヤ来ないんですか~」
「ちょっとアメリカに帰っちゃったんだよ」
「え~、電話して呼んでくださいよ~」
なんて感じで。昨年の3年生にも大人気だったけど、今年の6年生にも大人気です。
だれも「先生が変装してるんでしょ」なんて空気読めない子はいないんです(笑)。
わざとらしく、
「今度先生もMr.チリヤと一緒に授業しましょうよ~」とか、
絶対できないのをわかっていて言ってきます。お互いに楽しんでいます。
とまあ、普段は我ながらくだらない小道具で盛り上がっていましたが、
さすがに助言の方がはじめて来る方だったので、授業研ではやめときました(笑)。
(もし助言者が、昨年から本校に来てくれていた指導主事のF女史だったら、昨年Mr.チリヤと一緒に授業したこともあるし、やったかもしれませんでしたが。。。)
今までいろいろ授業を見たり講義などを聞いてきて、
英語(外国語)活動ってこうだ!というのが自分なりにありました。
なので、その考えのもとで実践してきた自分の普段のやり方を見せ、
どこは良くて、どこがダメかこの機会に教えてもらおうと思っていました。
結果的には、自分の方向性は悪くない、と思いました。
細かい技術面はまだまだですが、
とても楽しく授業で来ましたし、子供たち的にも、面白かったと思います。
研究主題にしているコミュニケーションの部分でも、
ねらっている部分をしっかり見せることができました。
一言でいえば、
「見てください!英語の時間、盛り上がってるでしょ、うちの学級?」
という感じです(笑)。
いや~この子たちは、本当にいい子たちだな~と。
「いい子」というのは、決しておりこうさんではないんです。むしろ逆です。
全12名ですが全員が個性豊かで、
びしっとそろえようとする場面ではさ~っぱりそろわないんですが、
「英語活動」とかになると、とたんにきらきらするんです。
そんな楽しい彼らに助けられて、授業もうまくいったと思います。
いつもどおり盛り上がって楽しんでできました。
研究会でも、
良かったところ、改善点がたくさんわかりました。
特に、
今日の助言者の、指導力向上アドバイザーさんが教えてくださった
「小学校はまずinput重視であるべき論」は非常に納得したので、
自分の授業の流しの中に「聞くこと」をもう少し増やしていきたいなあ、と思いました。
非常に納得の授業研でした。
スッキリしました。
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